映像授業

東進ハイスクール在宅受講コースの評判・授業料を毒舌レビュー!

株式会社ナガセが運営する東進ハイスクールと東進衛星予備校。

都会ならもちろん、今ではどの地域でも見かけるようになっていますよね。

大学受験予定の高校生や高卒生は東進を一度は検討するのではないでしょうか。

その中でも、東進ハイスクールの在宅受講コースは校舎に行かずに自宅で東進の授業を受けられるシステムです。

校舎が周りになかったり校舎にわざわざ通いたくない方、宅浪で浪人をする高卒生の中で評判になっています。

結論から言うと、東進ハイスクールの在宅受講コースは全くオススメできません。

複数の映像授業を実際に受け、レビュー記事を数多く書いている私がその理由を解説していきます。

東進衛星予備校のレビューはこちら↓

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東進ハイスクール在宅受講コースの特徴

在宅受講コースは校舎に行かずに、家で東進の授業が受けられます。

普段は校舎に行かない代わりに、

  1. 月例電話
  2. WEBグループミーティング
  3. バックアップサービス

がついてきます。

月例電話

在宅受講コースでは、受講生に1人の担任がつきます。

月例電話とはその担任から、月に1回学習の進み具合について確認する電話がかかって来ます。

これを元に次にどの講座をとるか決めていったり、日々の学習の悩みなどを相談したりできます。

WEBグループミーティング(別途申し込みが必要)

これは名前を聞いただけではよくわかりませんが、東進によると、

東進の校舎では生徒同士が担任の指導のもと、学習計画をグループで共有し励ましあっています。在宅受講コースでも東進の校舎に近い指導を行うため、「WEBグループミーティング」を用意しました。全国の仲間たちと切磋琢磨し、頑張りたい君にお勧めです!

とのこと。

簡単にまとめると、WEB上で学習計画を話し合う企画のようですね。

正直、WEBグループミーティングに必要性を感じません。

こんなことしている暇があったら、授業を1つでも2つでも受けた方がいいですね。

別途申し込みが必要なので、どうしても励まし合いたい人だけは申し込むのが良いでしょう。

バックアップサービス

東進の本当の校舎では授業でわからないところがあったら、校舎に常駐しているチューターの方に聞くことができます。

在宅受講コースではそれができません。

そこで、「わからないところがあればFAXで質問しましょう」というサービスですね。

東進ハイスクール在宅受講コースの料金は?

入学金 32400円
1講座(全20回) 81600円(東進の校舎では75600円)
季節講習 別途料金設定あり

一言で言えば、在宅受講コースなのに東進衛星予備校に通うよりも授業料を取られます。

ここが私が東進の在宅受講コースをオススメできない一番の理由です。

もともと東進は授業料が高く授業1回(90分)の単価が約3500円で、他の追随を許さないくらいの高単価。

在宅受講コースはさらに1授業ごと500円上乗せされています。

校舎に通う場合は、一応担任が管理してくれますし(当たり外れあり)、いつでも質問はすることができます。

東進の在宅受講コースは、

  • 月に1回だけ電話がかかって来る
  • FAXで質問ができる

というサポートしかないのに、1講座4000円の高単価設定です。

担任からの月例電話も営業職が強く、他の講座を勧められるだけという口コミ・評判もあるので正直期待できません。(私が校舎に通っていた時もそうでした)

どうしても東進の授業を受けたいとこだわるなら在宅コースを受講しても良いですが、ぶっちゃけコスパが悪すぎるんですよね。

  • 東進ハイスクール・東進衛星予備校よりも授業料が高い
  • 違いは月1回の電話とFAXで質問できることのみ

授業の質はもちろん高い!だがあえて東進にこだわる必要はなし

東進衛星予備校のレビュー記事でもしっかり書きましたが、東進は三大予備校(河合塾・代ゼミ・駿台)の人気講師を集めています。

だからこそ、授業の内容が抜群に良いというのが一番のウリですね。

しかしこれは過去の話で、今では自宅で受けられる映像授業は数多くあります。

例えば、スタディサプリ高校・大学受験講座月額980円で東進と同レベルの人気講師の授業を全て受け放題です。

英語の関先生や化学の坂田先生を初めてとして、東進に決して劣らない実績多数の大物講師が在籍しています。

今の時代、在宅で映像授業を受けようという時に選択肢は無数にあります。

あえて、コストパフォーマンスの悪い東進の在宅受講コースを選ぶメリットが全くありません。

東進ハイスクール在宅受講コースのデメリット
  1. コストパフォーマンスが悪い
  2. もっと安い料金で受けられる映像授業が他にある
  3. サポート面は月1電話とFAXの質問のみ

サポートがもっと充実していたら別ですが、スタディサプリの月額980円のベーシックコース(サポートなし)となんら変わりがないです。

他にも大学受験向けの映像授業には、学研プライムゼミやZ回の映像授業などがありますが、サポート・料金面で劣っていると言えます。

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東進ハイスクール在宅受講コースまとめ

東進は質問ができたり、担任に気軽に相談できるなど、通ってこそ意味があります。

FAXの質問・月1電話だけのサポートで校舎に通うのと受講料が同じなので、あえて在宅受講コースを選ぶ必要が感じられません。

どうしても東進にこだわりたいという方を除けば、他の映像授業を選んだ方が良いでしょう。

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