勉強法

勉強ができない人の特徴を塾講師が今までの経験から語ります

こんにちは、塾講師のはやてです。

勉強ができる人と勉強ができない人。

普段、現場で指導しているとその差は歴然です。

「それは生まれ持った才能では?」と思う人も多いはず。

もちろん、いわゆる天才は存在します。

授業で教えなくても自ら考えて答えられる人、中学生なのに大学生以上の言語能力を持っている人。

ただ、天才はかなりまれで1年指導して2・3人いるかどうか。

逆に、時間をかけて勉強しているのに結果が出ない人もいっぱいいますよね。

塾講師として長年指導してきてわかったこと。

それは、勉強ができない人にははっきりとわかる共通点があることです。

ここでは勉強ができない人の特徴を紹介していきますね。

勉強ができる人とできない人の違い

勉強ができない人の特徴NO.1:なぜかを全く考えない

勉強ができない人の1番の特徴は、「なぜそうなるかを考えない」ということ。

プロセス(過程)をすっ飛ばして、いきなり結論を覚えようとします。

例えば、歴史の授業なんてしているとすごくわかりやすいですよ。

いわゆる下位クラスで授業すると、

  • 「ここの答えって誰ですか?」
  • 「これってなんていう改革だっけ?」

という質問が飛び交います。

逆に上位クラスで授業すると、

  • 「なんで参勤交代をしたんですか?」
  • 「朱印船貿易をやめて鎖国に乗り出したのはどういう理由?」

のような「WHY(なぜ)」を聞く質問が増えます。

算数・数学でも同じ。

三角形の面積の公式を、何も考えずに暗記する生徒と、なぜ底辺×高さ÷2なのかを気にする生徒

質問1つ取ってみてもこれくらい違うわけです。

  • 勉強ができる人:なぜそうなるかなどの過程を大事にする
  • 勉強ができない人:とにかく答えを聞きたがる、知りたがる

何よりも理解することが、成績を伸ばす上では一番重要ですよ。

勉強ができない人の特徴NO.2:ノートを丁寧に作り込む

勉強ができない人であるあるなのが、ノートを作り込むことに必死な人です。

比率としては、中学生・高校生の女の子に多いイメージですね。

テスト前になると、オリジナルノートを作って綺麗にノートをまとめたりする子が多いですが、はっきりいって時間の無駄です。

また、学校や塾の授業で綺麗にノートを取ることに夢中になって肝心な内容を理解せずに書くだけになっている人。

ノート作りがきれいで時間をかけている子に、

「このノートの〇〇ってどういう意味?」

と聞くと、

え、なんでしたっけ・・・

と口ごもることが非常に多いです。

わかっていないのに、きれいに書いても成績は伸びませんよ。

  • 勉強ができる人:ノートのきれいさよりもわかっているかどうかを重視する
  • 勉強ができない人:きれいなノートを作り込んで自己満足する

やや厳しいかもしれませんが、本当にこの手の特徴の生徒は多いです!

定期テストで点が取れない人は、これが原因かもしれませんね。

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勉強ができない人の特徴NO.3:質問がやたらと多い

学校で授業が終わるたびに、先生のところに行って質問しているのに、テスト結果があまり大したことない人っていませんか?

頭に浮かべたら、何人かパッと顔が浮かぶはず。

何でもかんでも質問する癖がついている人は勉強ができない可能性が高いです。

私も塾で講師をしていますが、授業が終わるたびに

なんでこここうなるの?

と毎回のように聞きに来る生徒がいます。

本当に難しいところなら答えますが、基本は「もう1回自分で考えておいで」と一言だけ。

質問しまくる生徒は、そもそも自分で考えていないことが多いです。

もし自分が質問マニアになっていたら、一歩立ち止まって考えてくださいね!

  • 勉強ができる人:自分で一度考えてから質問に行く
  • 勉強ができない人:わからなかったらすぐに質問に行く

質問することの質を上げることも、勉強が得意になるトレーニングです!

勉強ができない人は基本的に勉強の効率が悪い!

勉強ができない人は、基本的に効率が悪いです。

さっきから書いている、ノートをやけにきれいに書く生徒・質問したがりな生徒もそうですよね?

勉強は基本的に以下の流れに沿うだけ!

理解→暗記→解く

これを繰り返すだけで見違えるように勉強ができるようになっていきます。

ノートをきれいに書くって↑のどれにも当てはまらないですよね。

なんでも質問するっていうことは、理解していないことも同じ!

まずは勉強の効率をフルに上げていきましょう!

努力の方向性が違うのは一番つらい!

ノートを一生懸命に書いたり、いろんなことを先生に質問する。

どちらも時間をかけて勉強をやっているわけですが、絶対に成績が伸びません。

なぜなら、努力の方向性がそもそも全く違っているから。

どれだけ時間をかけてやっても、勉強ができない人の努力をしていても仕方ありません。

正しい方向性で努力するためには、塾に通うのもよいですが手軽に始められる映像授業(通信教育)を使うのも非常に効果的です。

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プロの授業を聞いて、しっかりと効率よく理解しペースメーカーにしましょう。

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まとめ:天才以外はみんな同じ!勉強ができる人と同じ行動をしよう!

勉強ができないと今悩んでいるなら、勉強ができる人の真似をしてみるのが一番手っ取り早いです。

私も塾では、「〇〇の真似をして勉強してごらん」とライバルや友達の名前を出して真似することをアドバイスします。

勉強ができないということは、勉強ができないあるある行動をとってしまっているはず。

考えを改め、すぐさま行動に移せば成績は思いの外早く上がります。

じゃあ塾に行けばいいのか。

となるかもしれませんが、塾に行っているのに勉強ができない人なんて無数にいますよね。

「なぜそうなるのか」を大事にし、理解することを重視して効率よく勉強をしましょう。

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