塾講師

【モンスターペアレント】学習塾にいるとんでもない親たちのクレーム事例

こんにちは、現役塾講師のはやてです。

塾講師をしていると、ありえない要求を突きつけてくるモンスターペアレントに遭遇します。

人格否定・矛盾・理不尽の極み・・・

まさにどう猛な怪獣です、人間離れした怪物です。

実際に私が体験したモンスターペアレントはこんな感じですよ!

ここからまとめていきますね。

塾に潜むモンスターペアレント事例

事例①:月謝は絶対に払わないと言い張るモンスターペアレント

成績が下がる=授業料が発生しないと言い張る親は結構います。

ちょうど2ヶ月前の出来事。

テストが終わって保護者からかかってきた電話。

保護者「なんで塾で勉強しているのにさがっているんですか!?」

私「申し訳ございません。私の方からも確認させていただきたいので、次回来塾されるときに答案を持ってきてもらってもいいですか?」

保護者「結構です。もうそちらに通わせるつもりはありませんので!」(プチッ)

〜〜2日後〜〜

事務員「あの授業料の方が引き落とせなかったので、払込用紙にてお振込をお願いしたいのですが」

保護者「成績があんなに下がっているんだから払わないわよ!二度とかけてこないでください!」(プチっ)

その後私から電話をしても連絡拒否。(いわゆる着拒)

あまりにもひどいモンスターペアレントということで、本部対応になりました・・・

事例②:あまりにも子供に甘すぎるモンスターペアレント

子供に甘すぎる親もかなり多いです。

そういう保護者の子供は、甘えさせられすぎて宿題はおろか塾でまともに勉強しようとしません。

これは日常茶飯事なので、約半年前の事例を。

(保護者からの電話)

保護者「家で話を聞いたんですが、先生に怒鳴られたみたいです。どういう教育をしているんですか?」

私「すみません。宿題を連続でやってこなかったので、説得をさせていただきました。もちろん怒鳴ってはおりません。」

保護者「うちの子が嘘をついているというの?宿題もちゃんと家でやってましたよ?」

私「いえ、そのようなつもりでは・・・。こちらでは宿題がやってあることを確認できなかったもので。」

保護者「あなたが見落としてたんでしょ?どうしてくれるの?」

私「はあ・・・」

自分の子供に非は一切ないと思い込み、過剰に甘やかしているタイプの保護者。

しまいには、過剰に補習をやってくれだの、マンツーマンで教えろだの過剰サービスを要求してくることがほとんどです。

事例③:上位クラスにいれろとうるさいモンスターペアレント

塾・予備校ではより良い授業を提供するため、競争心を煽るためにクラス分けテストをすることが多いです。

そんな中で必ずいるのが、クラスを自ら指定してくるモンスターペアレントです。

(剣幕な表情でやってきた母親)

私「お世話になっております。どうされましたか?」

保護者「なんでうちの子が〇〇クラス(下位クラス)なんですか?」

私「そちらの方ですが、1週間前に実施したテストでクラスをわけているものですから。」

保護者「うちの子は〇〇高校を狙っているの。こんなクラスの授業じゃ間に合わないでしょ!」

私「〇〇クラスでまずは基礎を固めたほうがご本人様のためですよ。」

保護者「高いお金払っているんだから、クラスくらい選ばせて!」

クラスに不服で上位クラスにいれろと傲慢に命令してくるモンスターペアレントも後を絶ちません。

その理由づけが、「お金払っているだろうが!」というもの。

ほぼやっていることが輩ですね。

このタイプの親は、子供が今の学力で上位クラスの授業を受けたらどうなるかを全く考えないらしいです。

もちろん塾の威信にも関わるし、本当に本人のためにならないので許可できません。

これを断ると、だいたいはもっと上の人間を出せだのやめてやるだのぐちぐち言ってきますが、下手に出てちゃんとなだめたら元に戻ることが多いです。

事例④:教室長とベテラン講師を指名してくるモンスターペアレント

講師を強引に指名してくる保護者もかなりいます。

気持ちはわからなくはないですが、全部聞いていてはこちらとしても困ってしまいます・・・

(保護者からの電話)

保護者「うちの子のクラスの先生が進級したら変わっているみたいなんですが?」

私「はい、〇〇さんの授業については△△が担当しております。」

保護者「△△先生って最近入ったばかりですよね?もっと歴が長いベテランの先生を担当にしてください」

私「・・・」

今まで挙げたモンスターペアレントの中では一番マシですね。

ただ、マシなだけに本当に今まで何十件もこの事例を見てきました。

新人の時は替えてくれと言われ、ベテランになると担当してくれとお願いされ、こちらとしても複雑な気分です。

まとめ:モンスターペアレントの対応はマジでしんどい

モンスターペアレントのしんどいところは、多くのモンスターペアレントが説得すればいっときは感情を抑えてくれる点なんです。

定期的に虫の居所が悪かったり、私生活で嫌なことがあればすぐに私たちにあたってきます。

つまり、何度も何度もこのやり取りを繰り返さないといけないのでこちらが疲れている時にやってくるともう終わりです・・・

モンスターペアレント=怪物の親

よく言ったものですね(笑)