塾講師

塾講師に予習は必要!?予習時間に給料は発生するの?

大学生や大卒フリーターに大人気の高収入アルバイトの筆頭、「塾講師」。

私も社員歴を含めると10年弱ほどもこの業界に関わっていますが、確かに高収入で、慣れてくればかなりおいしいバイトです。

短時間で大きく稼ぐこともできるくらいのポテンシャルを持っています。

しかも良い授業や指導をした場合には、子供たちや保護者にも感謝されやりがいや充実感を得ることもできます。

ただこちらの記事で詳しく書いているように、塾業界は、かなり黒い部分やグレーゾーンが散見される業界でもあります。(もちろん、他の業界も同じでしょうが!)

最近ではブラックバイトなんてレッテルを貼られてしまうこともしばしば。

その中で塾講師のバイトをしたい人が気になるのは、「予習時間」ではないでしょうか?

塾の授業の予習時間に時給は出るのか、予習をどうやって克服すれば良いのかについて記事にしていきます。

塾講師のバイトに予習は必要?

まず結論から言うと、予習するもしないも完全に個人の自由です。

これは後ほど紹介しますが、予習にお金が発生するかどうかが関わってきます。

塾側からすれば、絶対に予習をしてほしいはず。

一方、学生だったり副業だったりで忙しい場合は時間がないことも多いですよね?

結局のところ、完全に個人の自由なので誰にも強制することはできません。

ただ、塾講師のバイトを始めたばかりで予習なしで授業をすれば、正直辞めたくなるはずですよ(笑)

  • 授業中に言葉が出てこない
  • 分かりにくい授業になってしまう
  • 保護者・子供からクレームが入る

という最悪の時間を過ごさないといけなくなってしまいます・・・

予習するもしないも自由ですが、初心者のうちは予習をしなければ知らぬ間に退職に追いやられてしまいます。

予習時間に時給は発生する?

一番大事な疑問に移ります。

塾講師のアルバイトの予習時間は時給が発生するのか?

答えから言うと、ノーデス!ノーなんです!

今まで1円たりとももらったことがありません。

これが塾業界の一番の闇、「予習は自由裁量だけどしないと成り立たない」。

塾側としては、予習時間にお金を払っていたのでは経営が成り立ちません。

なので、当然やるべきという風(圧力)を以ってして予習をしないといけない雰囲気を作り出します。

塾講師は当然労働者なので、少ない予習で高時給を得たいと思うのは当たり前ですよね?

ここからは私の予習についての考えをお伝えします。

初めの3ヶ月だけ慣れれば要領をつかめる

結論を見出しにしましたが、塾講師を始めて初めの3ヶ月は本気で予習をしてください。

塾講師も他のバイトと同じで要領をつかんで仕事をすることがとても大切です。

私は某ブラック塾で塾講師の正社員をやっていましたが。夏期講習は10時間授業を経験してました(笑)

コマ数で言えば12コマ

次の日も同じように朝からスタートするわけなので、予習をがっつりして授業をするには睡眠0でいくしかありません!

何を隠そう、その際私は予習を30分しかしていません。

やることは簡単、テキストに答えを書き込むだけ。

(そうじゃないと、本気で待っているのは過労死ですから・・・)

塾講師は歴が増えてくれば、手を抜く場所を覚えていきます。

アルバイトで始める場合、3ヶ月もすれば大体の流れはつかめるはずなので、3ヶ月間はしっかり予習して臨みましょう。

この時期の貯金が今後の実力になって、予習時間を大幅に削ってもちゃんとした授業をできるようになります。

初めから、「私は一切予習をしない!」と言い切ってしまうと、おそらくすぐに辞めることになりますよ。

「予習時間=今後の高時給への投資」と考える

塾講師は、高時給で短い時間で効率よく稼げる割りのいいバイトです。

こちらの記事で塾講師の全てについて暴露していますが、時給は他のアルバイトの1.5倍-3倍にあたります。

この給料を安定して稼いだり、子供達にとって価値ある講師になるためには下積み時代が必要です

それが講師を始めて3ヶ月だと思うことができたら良いのです。

時間外労働を無給でやるというのは、肉体的にも精神的にも辛いものですが、これは未来の高時給への投資です。

私は今も講師を細々と続けていますが、過去に予習したノートやら教材やらがあるので、それをさっと一読して流れを確認するだけで数時間にわたる授業ができています。

人によっては、「その程度の予習では甘い!」とゲキを飛ばす人もいますが、塾に全てを注げるのは得策ではありません。

手を抜けるところは手を抜いて仕事をすることが、塾講師のバイトを続けていくコツなので、そのためには最初に3ヶ月間は頑張りましょう。

1口に予習と言っても、個別指導をするのか集団指導をするのかで全然違うので、ぜひ以下の記事を参考にしてくださいね。