塾講師

塾講師(正社員)のブラック求人の見分け方!ホワイト塾に就職するには?

こんにちは、塾講師のはやてです。

塾講師の募集は年間かなりの数あり、正社員として就職しようとすると無数の求人から探さないといけません。

私も新卒として塾講師になりましたが、あまりにもブラックで3年間で辞める事になりました。

詳しい体験談はこちら↓

塾講師(新卒正社員)として働いてみた結果、死ぬほど激務薄給だった話こんにちは、はやてです。 私はこのブログでいろんなカテゴリーの記事を書いていますが、その中でも特に熱く語ってしまうのが塾業界。 ...

正直言って死にかけましたね(笑)

先に結論から言っておきます。

塾講師の求人はかなり多いですが、まともなホワイト求人は数少ないです。

数多あるブラック塾に正社員として就職すると、人生詰んでしまいます。

ここでは、ブラック求人を見分けてホワイト求人を探し出す方法を解説します。

塾講師のホワイト求人はあるのか

これから塾講師として食っていこうと思っている人にとっては辛い現実をいきなり突きつけましたが、ホワイト求人は存在します。

ホワイト求人の塾で働くと・・・
  1. 働いたぶんだけ給料がもらえる
  2. 有給が消化できる
  3. 休憩時間が1時間きっちり取れる
  4. 週に2回休みがある
  5. 講習期間が朝から晩まで出勤ではない
  6. 賞与(ボーナス)・福利厚生が充実している

といいことしかありません。

ブラック求人の塾で働くと・・・
  1. みなし残業で働いてもサビ残になってしまう
  2. 有給なんて言葉を出すだけで怒られる
  3. 休憩時間は0、立って食事
  4. 週に1回あれば御の字
  5. 講習期間は朝8時から深夜12時まで
  6. 賞与はなしor寸志

と同じ塾と思えません。

もちろん、私は後者の全てを体験しました・・・

ホワイト求人は本当にあるので、塾講師として生きていきたい人は絶対に狙うべきです。

ホワイト塾の求人を見分ける3つの方法

①過去採用実績数を確認する

一番簡単に見分けるのは、社員の採用実績を見ることです。

新卒採用でも中途採用でも、ホワイト塾の募集人数は極めて少ないです。

理由は簡単、社員を大事にしている会社なので人が減っていかないから募集する必要がないわけですね。

募集する前にリクナビ・マイナビの募集要項を見て、過去の採用実績をチェックしましょう。

確実にホワイトと言い切れるのは、過去採用実績が20名〜30名以下の求人です。

塾講師自体、離職率が高いので普通の大手塾は毎年50〜300名の大量採用をしています。

そんな中、20〜30名以下しか募集しないのは社員を大切にしている証拠です。

ほとんどの求人が50名以上、多いところでは3桁採用になっているはずです。

採用人数が多い=離職率をそのまま表しているので、就職すると地獄が待っている可能性が高いですよ。

  • 過去採用人数が30名以下ならホワイト塾
  • 過去採用実績が100名超えている求人はブラック確定
  • リクナビ・マイナビ・企業サイトの採用実績をチェックしよう

②説明会の開催数をチェックする

説明会の開催数がやたらと多いのは、人手不足=人材の流出が激しい証拠です。

塾の求人をリクナビなどで見てみてください。

3月や4月、5月であれば毎日のように説明会が開始されている塾なんてザラです。

基本的にブラック塾は、

  • 人がいないのに事業拡大をする
  • 人が流出するので、大量採用をする
  • 説明会を数多く開催して、アピールする

ことで人材をなんとかかき集めています。

説明会などを聞いても、なんとかして自分のところに入れさせようと躍起になっている雰囲気が感じられるはず。

説明会に力を入れすぎている塾はブラック率極めて高し。

説明会が多い塾は人手不足で人材流出が激しい

③夢ややりがいを強調しているかどうか

ブラック塾は安く塾講師を雇って、利益を出そうとする経営戦略をとっています。

ただサビ残や労基法違反で安くするだけでは、講師がみんな辞めてしまいますよね。

そこで、ブラック塾は夢ややりがいを強調して一種の洗脳をしてきます。

また、「生徒のため」というパワーワードが出てこないかにも注目してください。

塾講師になりたい人は、多かれ少なかれ子供のことが好きです。

子供にとって影響力のある講師になりたい、子供から慕われたいという欲望を持っています。

ブラック塾はそこにつけ込んできて、「生徒のため」に働こうとやりがいを押し付けてきます。

一方ホワイト塾はやりがいよりも。実際に社員になった場合のキャリア形成の話や具体的な部署のことを説明します。

リクナビやマイナビを読む中で何を中心にして書かれているか、説明会で先方が何を話しているかを都度チェックしましょう。

夢ややりがい、生徒のためなんて言葉が出てきたら要注意。

リクナビやマイナビ、説明会で精神論が多くないかチェックする

ホワイト塾は不採用確率が高いのも特徴です

塾業界は慢性的な人手不足なので、新卒・中途を問わず採用率が極めて高いです。

そんな中、ホワイト塾は人が足りているため普通に不採用通知を送ってきます。

もし不採用を食らったなら、その塾がホワイトで真っ当な塾だったということ。

しっかり企業研究をして、業界や希望する塾について知ることが採用には不可欠です。

(悲報)ブラック塾は全員採用が基本です

ブラック塾はホワイト塾と違って、全員採用が基本

これは本当に言葉通り、全員採用です(笑)

私がかつて働いていた塾の人事担当に同期がいて飲みの場で話していたのですが、

人事部の同期
人事部の同期
やばすぎるやつ以外は全員採用しているよ

とのことでした・・・

例えば250人希望してきたら、あまりにもやる気がなかったり常識がない人を除いて全部採用というわけです。

このように、ブラック塾は塾講師を使い捨てて利益を出しています。

まとめ:塾講師の正社員としてやっていくにはホワイト求人に応募するべき

塾講師と一言に言っても、ホワイト求人とブラック求人では天と地の差があります。

勤務時間・給与・上司の質など、すべての点においてまるで違いますよ。

もし塾講師として食っていきたいなら、絶対にホワイト求人に応募しましょう。

私の働いた塾はあまりにひどかったので、未払い残業の嵐。

弁護士に依頼して未払い残業代を回収することに・・・

【体験談】弁護士に依頼して、会社に未払い残業代を請求してみた結果・・・こんにちは、はやてです。 私の勤めていた会社(学習塾)は超絶ブラック企業でした。 特に、みなし残業代(制度)の悪用がひどかっ...

こうならないように、ブラック塾の求人を相手しないようにしましょう。