塾講師

塾講師バイトの持つデメリットNo. 1は中毒性。のめり込みすぎ厳禁!

どうも、塾講師のはやてです。

今回は塾講師のアルバイトの大きなデメリットについてシリアスに語っていきます。

いきなりですが、塾講師のバイトは中毒的です。

長年やっている人ならまだしも、

  1. 塾講師を初めて3年以内
  2. 塾講師になったばかり
  3. 大学生の塾講師
  4. これから塾講師になろうか迷っている

この4つに当てはまる人は要注意です。

塾講師のアルバイトにのめり込みすぎて、人生崩壊する可能性があります。

ここでは、塾講師のアルバイトの最大のデメリットである中毒性について語ります。

塾講師バイトのデメリットはハマりすぎてしまうこと

塾講師のバイトは、ハマりすぎてしまうと人生崩壊します。

私は今まで大学生・正社員・フリーターと全ての立場で塾講師をしてきました。

その中で見てきた悲惨な人たち。

それは、塾講師のハマりすぎて道を誤ってしまった大学・フリーターたち。

今回はその一例を紹介します。

塾に入れ込みすぎた大学生塾講師の末路

私がかつて勤務した講師には大学生の多留年生がわんさかいました。

大学5年生・6年生・7年生なんて当たり前。

最悪の場合、卒業できずに大学中退になる人も普通にいます。

彼らは大学の講義やゼミに出ず、塾の仕事を最優先にしているので単位が全く取れません。

ココロもカラダも塾に入れ込みすぎているので、塾でも学年主任やクラス主任を任され仕事に奔走します。

大学で興味のない講義を受けたり、サークル活動をする中では味わえない刺激が彼らを塾に走らせます。

  1. 生徒や保護者から信頼される
  2. 社員から大きな仕事を任される
  3. クラスや学年の主任になる

普段はただの学生でも、塾に行けば立派な「先生」。

責任感や生徒から頼られている感覚が快感になり、大学そっちのけで塾中心の生活になってしまいます。

塾講師の日々に夢中になりすぎて気づいた頃には20半ばに。

フリーターで塾講師を始めた場合なんてもっと最悪、30すぎて塾講師バイトですからね。

残された選択肢はかなり限られています。

留年大学生塾講師に残された選択肢は大学中退のみ

塾講師にハマりすぎると大学で単位が取得できないので、残された選択肢は大学中退になります。

そんな彼らが選べる道はただ一つ。

職種アップをして、その塾の正社員になること。

大手の塾では、塾に入れ込みすぎて大学中退した講師を正社員として雇用することが非常に多いです。

いわゆる内部リクルートですね、飲食業のアルバイトによくあるやつと同じです。

安い賃金で自分の大学生活を犠牲にして働いてくれた講師ですから、高卒でも塾側は雇ってくれる可能性が非常に高いです。(留年してなんとか卒業をする人の方が多いですが)

私が見てきた講師も、ほぼ9割が内部リクルートで正社員に職種アップしていました。

正社員とアルバイトの仕事の差に絶望する講師も多数!

私も塾講師の正社員を数年やっていたのでわかりますが、塾講師は正社員とアルバイトでは仕事内容が全く違います。

アルバイトは生徒から頼られたり、保護者に感謝されたり楽しいことも多いですが、正社員はほとんど営業マン同然です。

ブラックなところも非常に多く、塾講師歴10年程度の私でも、とてもお勧めできる仕事ではありません。

私の体験談はこちら↓

塾講師(新卒正社員)として働いてみた結果、死ぬほど激務薄給だった話こんにちは、はやてです。 私はこのブログでいろんなカテゴリーの記事を書いていますが、その中でも特に熱く語ってしまうのが塾業界。 ...

内部リクルートで正社員になった講師の多くは、大学時代にやっていた仕事との違いに絶望してしまうことも非常に多いです。

「こんなはずじゃなかった・・・」

「授業や生徒対応よりも営業優先なんて辛すぎる」

と多くの講師がそのギャップに悩まされます。

でも多留年・大学中退でできる仕事なんて限られているので、気軽に辞めることもできません。

特に、大学中退の場合は同業他社で雇用されることは不可能ですからね・・・

塾講師バイトのメリットはデメリットでもある

塾講師関連のサイトやブログで言われている、

塾講師は生徒や保護者から信頼されるとてもやりがいのある仕事です。

という典型的なキャッチコピーは、実は大きなデメリットでもあります。

塾講師バイトの「やりがい」、それは一部の人たちにとっては「中毒性」でもあります。

もともと塾講師を始める人はそこそこの大学に入っていて、

  • 一流企業で働きたい
  • 教員免許を取得して、学校の教員になりたい
  • 大学院まで進んで研究職に就きたい

と大きなや夢や野心を持っている人も少なくないです。

特に塾は教育業界なので、学校教員志望が多いですね。

それが、塾にのめり込みすぎた結果、多留年・大学中退という末路に。

当然かつての教員志望者も、教員免許が取れずに夢を諦めざるを得ない結果に。

塾人として生きていく覚悟があるならいいですが、こうなってしまう可能性があるので、塾講師はとてもお勧めできる仕事ではありません。(普段の記事よりシリアスに書いています)

ただのお金稼ぎとして塾講師のバイトを捉えるべし

塾にハマりすぎて最悪の末路を辿らなくて済むように、確固としたマインドを持つべきです。

塾講師=お金儲けのバイトと割り切るのがベスト。

塾講師の正社員なんてなろうと思えばいつでもなれます。

大学生の場合はまずはしっかりと単位を取得し学業に専念(フリーターの場合は本業)すべきです。

塾講師のせいで夢を断たれた大学生・フリーターを数多く見てきたので、今回はシリアスな記事になりましたね。

塾講師は悪いことばかりではないので、ぜひ他の塾講師関連の記事も読んでいってくださいね。

それではまた。

塾講師バイトのメリットとデメリットを現役塾講師が語る私は大学1年生から塾講師を初めて、合計8年ほど塾講師をやっています。 正直塾業界一本で生きてきた人間なので、他の業界には疎いですが...