こんにちは、はやてです。
おそらくこの記事を見てくれているのは、塾や予備校からのしつこい営業電話や勧誘電話でイライラしてたり、困っている保護者の方だと思います。
興味があったから資料請求してみたけど、予想以上に「しつこい!」と腹を立てている方もいるのでは?
以前こちらの記事でも書きましたが、私はかつて塾講師(正社員)としてひたすら電話掛けをしていました。

塾と学校の大きく違う点は、塾は生徒を集めないといけないというところ。
実際のところ、現場の塾講師も勧誘電話をしないと上司から怒られてしまう立場にいるんです。
ただ、保護者としては営業電話は本当に鬱陶しいし、うざいですよね。
特に、営業色の強い塾や予備校だと断っても断ってもしつこくかけて粘ってくることなんてザラです。
これを踏まえて、この記事では塾・予備校からの勧誘電話を一発で撃退する方法を紹介します。
電話番号はどこで流出しているのか?
まず、他の塾や今しつこく電話をしてくる塾がどうやって、電話番号などの個人情報を手に入れているかについて。
これは基本的に以下のようなことからです。
- 資料請求・電話での問い合わせをしたことがある
- その塾が開催している模擬試験を受けたことがある
- 過去にその塾の無料体験授業や季節講習を受けたことがある
基本的には、この中のどれかをきっかけに個人情報を塾側が掴んだと考えられます。
他にも理科実験教室や無料英検講座などの無料イベントは、塾側からすれば新規塾生の候補を探す機会でもあるので、電話番号を書かされます。
塾のしつこい勧誘電話を断る時の悪い例
塾講師が、なぜあんなにしつこく勧誘電話をしてくるか?
それは、彼ら個人(校舎)に生徒の獲得目標があるからです。
私がかつて勤務していた大手塾でも、1週間ごとに目標が定められていて、目標を超えられないと上司から目をつけられたものです。
というか彼らが会社の中で昇進していくには、どれくらい生徒を獲得できたかという点が非常に大きいので躍起になっています。
なので、やんわりとした断り方では向こう側も一切引いてくれません。
まずはダメな例からいきます。
- 「他の塾も検討しているので。」
- 「まだ入塾させる時期ではないので。」
- 「今通っている塾に満足している」
- 「予算がないので。」
おそらくここに書いてあることは、私が電話した時に保護者の方からよく言われたことです。
ただ、講師側からすればこの程度では引き下がれません。
例えば、他塾を検討していると言われれば自塾のメリットを語りますし、時期がまだ早いと言われれば、早期入塾のメリットを語ります。
このように塾側に話すネタを提供していることになるので、本当にしつこくて困っている場合はこの一覧のセリフはやめておきましょう。
本当に電話を二度とかけて欲しくないなら、強めに断ることをお勧めします。
塾・予備校のしつこい勧誘電話を一発で撃退する方法
ここでは私が実際にされて嫌だった、私だったらこう断るという方法を紹介します。
そもそも、塾側は新規入塾生候補のリストを作って、順番にローラー作戦で電話してきているに過ぎません。
今後関わる予定のない塾であれば、以下のように強く断りましょう。
- 「近々引越しの予定があるので。」
- 「本当に興味がないので、リストから名前を削除してください。」
- 「興味があればこちらから電話をするので、二度とかけてこないでください。」
少々強すぎるかもしれませんが、効果抜群です。
私だったらもう二度とかけることはしませんね・・・
一番上の引越し云々の話ですが、うまい保護者の方は引っ越すと嘘をついて断ってきますよ(笑)
以前私がかけた家庭で、「引っ越すから入塾できない」と断られた外部生の親友が塾生だったのですが、
- 私「あなたの友達の〇〇くん、遠くへ引っ越すんだってね」
- 生徒「ん?どこで聞いたの?そんなことありえないよ」
と嘘だと気付かされました(笑)
「遠くへ引っ越す」というキーワードを使うとそれ以上講師は何もできなくなるので、オススメです。
いずれにせよ遠回し遠回しに断っても、ここぞとばかりに熱く入塾のメリットを説くように訓練されている講師が多いので、この3つのうちのどれかを使いましょう。
優しい保護者の方の中には、
- 「あまりきつく断ると申し訳ない」
と思う方もいるかもですが、彼らもリストから通う意思のない家庭の名前を消すことができるので、どうせ入塾しない家庭に時間を割く必要がなくなります。
だから、強く断ることは双方にとっても大事なことですよ。
営業電話・勧誘電話がしつこい塾は悪質な塾です
営業電話や勧誘電話って夜にかかってくることが多いですよね?
夜って塾では何が行われていますか?
もちろん、通っている生徒への授業ですよね。
そんな忙しい時間にもかかわらず、新規塾生獲得に躍起になっているということは、あまり熱心に内部生(塾生)のめんどうをみてくれない塾の可能性が高いです。
私がかつて働いていた塾も同じでした。
一人一人の授業単価が相場よりも安い塾だったので、とにかくひたすらに入塾数が必要だったのです。
こちらの記事にあるように、授業料(月謝)の安い塾ほど勧誘がしつこいという事実もあります。
電話がしつこい塾は、指導や指導をいい加減にしている可能性があるので、相手にせずにもっと親身になってくれる塾を探しましょう。