映像授業

映像授業って効果あるの?メリットとデメリットを徹底解説!

こんにちは、塾・予備校講師のはやてです。

普段私は講師をやっていますが、映像授業の進歩にいつも驚かされています。

生徒の中にも、塾や予備校と併用して映像授業を取っている人が何人もいます。

映像授業は勉強の教材として、すでにスタンダードといってもいいでしょう。

映像授業のメリットはかなり大きいですよね。

一方で、ライブ(生)の授業と比べてデメリットもあります。

「映像授業をとりあえず受けておけば成績が上がる!」

と考えるのは大きな間違いですよ。

ここでは映像授業のメリットとデメリットを見ていきます。

いいところがたくさん!映像授業のメリットは?

映像授業のメリット①:授業料が安い

まず1つ目のメリットは、映像授業はライブ(生)の授業に比べて比較的安いこと

映像授業は、1回授業を撮影さえすれば何百人・何千人が受けることができるので会社側にとってもコスパがいいわけです。

月額1980円で授業受け放題のスタディサプリを筆頭に比較的授業料が安いことが多いです。

塾や予備校に通ったら、高校受験で1年間(中3の場合)50万円、大学受験で100万円は最低でもかかってくるので、安さは映像授業の大きな長所です。

逆に、受講料の高い映像授業はメリットがあまりないと考えたほうがいいですね。

ライブの授業よりも料金が高い映像授業も多いので注意が必要です。

映像授業のメリット②:いつでもどこでも受講できる

ライブの授業は教室でしか授業を受けられませんが、映像授業は受講する場所を選びません

家はもちろん、学校・通学電車・車の中などスマートフォンやタブレットでいつでもどこでも見放題。

最近の私が担当している生徒では、通学電車の中で音楽代わりに講義を聞いて暗記している子も大勢いますよ。

自分の今の気分で、どこで受けるかを決めることができます!

映像授業のメリット③:繰り返して見ることができる

個人的に思う最大のメリットは、映像授業は何度も受講することができる点です。

ライブの授業だと、ノートやテキストをメモがわりに家で先生の説明を思い出さないといけません。

一方で、映像授業だとわからないところやあやふやなところをすぐに聞き直すことができます。

その点、アニメやYouTubeを見る代わりに気軽に映像を見て、少しでも頭に定着させようとしている生徒が続出中。

苦手な分野や科目を何度も聞いて、脳にしみこませて行くべし!

映像授業のメリット④:担当講師が超一流!

映像授業は、授業によっては何千人何万人が受講する授業です。

超一流の人気講師でないとそもそも授業を担当することができません。

地方はもちろん、都会に住んでいても実績ある講師の授業を簡単に受けることはできません。

その講師のいる校舎に行き、担当しているクラスに所属するしかないですからね。

例えば大学受験の英語科だと、映像授業を利用すれば

  • 竹岡広信先生(学研プライムゼミ)
  • 関正生先生(スタディサプリ)
  • 今井宏先生(東進)

などの誰もが知る有名講師の授業をいつでもどこでも受けられます。

↓スタディサプリの関正生講師

実績ある講師の授業内容をマスターすれば、偏差値は当然上がりますよね。

映像授業では、今の受験を一番理解している各科目のスペシャリストの熟練の技を手ごろに見ることができますよ。

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いいとこばかりじゃない!映像授業のデメリットは?

映像授業のデメリット①:印象に残りにくい

映像授業はライブの授業と違って、実際に授業がその場で行われているわけではありません。

その点、映像授業より印象に残りにくいという大きなデメリットがあります。

映像授業はもちろん授業!ただ、やっぱり臨場感にかけてしまうのが現実です。

臨場感がないと、

  1. 印象に残りにくい
  2. 眠くなりやすい
  3. 集中しないでもOKじゃないかと錯覚する

という負の連鎖を招きかねません。

臨場感にかけてしまう点が、映像授業の最大のデメリットと言えます。

映像授業のデメリット②:自分で自分を管理する必要がある

印象に残りにくい・眠くなってしまうデメリットゆえに、映像授業は自己管理が前提条件です。

サボりぐせがあったり、意思が弱かったりすると適当に受講して「賢くなった気になっている」「いっぱい勉強した気になっている」だけになってしまう。

そんな勘違いをしている生徒を今までたくさん見てきました。

今の時代、横にあるスマホをさわってしまったり、授業を見るのをやめてネットサーフィンしてしまうなど、誘惑がたくさんあるので強い意思が必要です。

〇〇高校・大学に絶対合格するぞ!

という鉄の意志が必須です!

映像授業のデメリット③:競争心を持つことができない

デメリット①②に関連することですが、映像授業は思いの外マンネリ化しやすいです。

周りに必死に予習をしていたり、必死に問題を解いているライバルがいないので、競争心が煽られることがまずありません。

周囲からの刺激が少ないことが大きなデメリットですね。

私も東進に通っていたのでわかりますが、一斉に授業を受けているわけではないので、映像授業を見ながらウトウトしている生徒なんてザラですよ。

嫌々通わせられていた人は全く成績が伸びていなかったですね。

映像授業を利用する場合は、意思が弱ければ思ったような効果は出にくいと言えます。

やる気がないなら、映像授業は禁物!ライブ授業を選ぶべき!

少々厳しいですが、やる気がないなら映像授業はオススメできません。

逆に、自分で頑張って行く思いがあれば映像授業はメリットばかりになります。

例えば、スタディサプリだと人気プロ講師の授業を1年間1万円ちょっとで受講し放題ですからね。

ここまで書いてきて、受験はやはりマインドが重要です。

何を使って勉強するかよりも、どう勉強するか、どうモチベーションを維持するかが大事。

今の時代は田舎に住んでいても、在宅でトップレベル講師の授業を受けることができるので、正直映像授業を使わない手はありません。

オススメの映像授業については、以下の記事が参考になります!

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