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【塾講師が解説】小学4年生から中学受験の準備を始めるべき理由とは?

こんにちは、現役講師のはやてです。

日頃から中学受験向けの授業をしていて思うことがあります。

それは、

  • 「4年生から始めてくれていたら受かったのに」
  • 「もう手遅れだ・・・中学受験対策を始めるのが遅すぎた」

という悩みです。

5年生から始める子や6年生から始めるお子さんも頑張ってくれているのですが、最後に伸び悩むことが非常に多いです。

保護者と面談をしていて「いつから中学受験の勉強を始めたらいいのでしょうか」と聞かれることは多いです。

きっぱり答えます。

中学受験対策は絶対に4年生から始めるべきです。

この記事では、その理由について紹介していきます。

中学受験の準備を4年生から始めるべき理由

①学習塾のカリキュラムが4年生から始まる

中学受験と聞くとやはり塾を思い浮かべませんか?

実際のところ、中堅〜上位校は都心・郊外や地方を問わず大手の塾で実績を奪い合っています。

中には某塾の生徒が5割を占める中学校なんてザラにあります。

そんな大手塾の受験向けカリキュラムは基本的には4年生から始まります。

どの塾も小学3年生までは、学校の内容を少しひねったものや図形問題を集中的にやるなど、小学校の内容とあまり変わりません。

4年生になると、例えば算数では

  • 線分図(中学受験算数の根幹)
  • 約分・通分
  • 分数の四則演算

このような内容を扱い始めます。(小学校では5年生の半ばで習う)

文章題も学校内容から逸脱した問題が出始め、新たな学習内容も目白押し。

学習塾のカリキュラムが4年生から始まっている以上、彼らと戦っていくには4年生から通塾をするか、同じ内容の勉強をしないと戦えないのが現状です。

一部の天才の生徒は6年生で70越えの学校に受かったりもしますが、あくまで例外。

中学受験で成功をおさめたいなら、4年生から対策を始めるべきです。

②理科・社会を早めに始められる

一言で言えば、中学受験で最も合否を分ける科目は算数です。

一方で算数はやれば必ずできるようになる科目ではありません。

どれだけ練習して訓練を積んでも、苦手な生徒では偏差値50を超えるのがやっとです。

その点、理科・社会はやればやっただけ成績が上がる科目

毎年私が見ている生徒も算数は苦手で平均を切っているが、理科・社会が安定しているから受かった例はいくつもあります。

学習塾では理科・社会のカリキュラムも同様に4年生から始まります。

5年生・6年生から始めていたのでは、理科・社会の知識が抜け落ちてしまい安定しなくなります。

  • 算数は点数が安定しない生徒が多い
  • 4年生から始めると、点数が安定する理科・社会を余裕を持って勉強できる
  • 塾の理科・社会も4年生から始まる

理科社会が安定しない=合否が安定しないということなので、4年生から余裕を持って理科と社会の知識を蓄えていくことが重要です。

算数ばっかりやって、伸びなかった場合受けられる学校の範囲が狭まってしまいます。

理社を甘く見ないことが、余裕を持って合格するコツです。

③中学受験に対応できる学習習慣と実力が身につく

中学受験で合格するために一番重要なこと、これは間違いなく学習習慣が身につくかどうかです。

学習習慣と一言で言ってもいろいろあります。

学習習慣3要素
  1. 勉強時間
  2. 頻度
  3. 自分から勉強をするか

大きく分けてこの3点です。

長時間勉強・毎日の勉強・主体的な勉強、この3つが身についている生徒は本当に強いです。

初めは偏差値が40でも、いつのまにか60・70となっていることはザラです。

この習慣ばかりはとにかく慣れるしかないので、4年生から徐々に慣れていく必要があります。

5年生や6年生で始めた生徒は・・・

  • 時間が長くなると集中力がなくなる
  • 毎日やると精神的に参ってくる
  • いやいや勉強をして、メンタルが傷つく

こうなってしまうことが多いです。

実際に現場で、子供のメンタルが耐えられなくなって退塾していく生徒、中学受験そのものをやめる生徒、勉強がとことん嫌いになる生徒を見てきました。

4年生から無理なく慣れていった生徒は、勉強=当たり前になることが多いので、4年生から受験勉強を始めることは子供のためでもあります。

4年生から無理なく受験対策を始めるコツ

4年生から受験対策を始める場合、選択肢は2つだと思います。

1つが塾に通わせる。

もう1つが自宅で勉強させる。

正直いって、これはどちらでも良いです。 

親の考え方やお子さんの性格や体力面次第です。

現場で働いていればわかりますが、通信教育や自宅学習でみっちり勉強して、5年生から塾に入ってくる優秀な生徒もたくさんいます。

5年生からは情報面や学習量の観点から塾に通わせるべきですが、4年生は内容さえしっかり頭に入っていれば通わなくて問題ありませのびん。

例えば、月額1980円で受けられるスタディサプリ小学講座では、業界屈指のプロ講師が担当する4年生の授業をすべて受けられます。

4年生で扱う、植木算・消去算・つるかめ算などが全て揃っています。

お家で自分のペースでやらせるのもお子さんによっては非常に効果的ですよ。

もちろん塾に通わせるという選択肢も正解です。

塾は大規模と小規模では、情報量とノウハウの差が圧倒的なので、なるべく大手の塾が良いですよ。

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まとめ:4年生からの通塾は必須ではないが、受験対策は始めるべき

小学4年生からの通塾は必須ではないですが、受験対策は絶対に4年生から始めた方がいいです。

実際に現場で働いていて、4年生の内容が入っていなかったり、学習習慣が身についていない生徒は伸びしろがありません。

もっというと、5年生から準備するのでは合格率が10パーセント単位で変わってきます。

金銭面や安全面などの理由で通塾できない場合は、通信教育やスタディサプリ小学講座などのサービスを使って新単元を進め、学習習慣を身につけましょう。

余裕を持って受験勉強をすることで、子供も精神的にも肉体的にも余裕を持って成績を伸ばすことができます。

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